腰痛は、日本人の中でも とても多い症状ですが、残念ながら「原因が不明確なものが多い」とされています。
しかし、姿勢・骨格バランスの崩れている方は、腰痛になりやすいことは明白です。
「肩甲骨」「骨盤」の周りの筋肉の硬さが、姿勢の崩れに大きく関わっています。
「肩甲骨」は肩や腕の土台となる場所です。
肩甲骨が上・下・内・外などに動く事で肩や腕 首の動きをサポートしています。
腰の動きにも関連し腰を後ろに反らす時に肩甲骨も下にスライドして動きます。
その動きにより腰の負担を軽減させています。
しかし、肩甲骨が硬くなると肩や首の動きが制限され、また腰の動きにも影響を出します。
肩・首 ・腰の動きも悪くなり日常生活の中で過剰に腰に負担がかかり腰痛が起こります。

肩甲骨は、長時間のデスクワークなどで前かがみの姿勢が続くと肩甲骨が外側に開いたままの状態で周りの筋肉が硬くなります
また、肩が前に出ることにより「猫背」になり、姿勢の崩れにより腰に負担をかけてしまいます。当院では、肩甲骨の周りの筋肉が緩む姿勢を患者様にとって頂き優しい力でマッサージ、ストレッチの施術を行い筋肉の緊張を緩め、肩甲骨の動きを改善していきます。・骨盤は体の土台となる場所で骨盤を支えている筋肉が硬まると姿勢が崩れ腰痛が起こります。

骨盤が歪む主な原因は、普段のちょっとした癖や習慣にあります。

☑カバンをいつも同じ側で持つ
(肩甲骨の位置がずれ,それに伴い骨盤も上下に歪みやすい)

☑椅子に座るとき、いつも脚を組んでいる。
(座っている姿勢でバランスを取ろうと体がねじれる)

姿勢を崩す原因となる「骨盤」周りの筋肉

🔷大殿筋

大殿筋は骨盤から大腿骨につく筋肉です。骨盤を支える働きがあり,人間が直立して歩くにはこの筋肉が最も大切です。
デスクワークや座りっぱなしが多いと大殿筋が硬くなり、腰の動きを制限します。
特に脚を組む癖がある人は、左右の大殿筋のバランスが崩れてきます。
また、脚を組む姿勢は、体がねじれ背筋を伸ばしづらいため自然と「猫背」になり,腰に負担が増大し腰痛の原因になります。

施術は、大殿筋の筋肉が緊張しない姿勢で行い、患者様に深呼吸をして頂き息を吐いて筋肉が緩んだときに優しい力で深部の筋肉にマッサージを行います。

🔷大腰筋

背骨から骨盤を通過し 大腿骨につく筋肉です。
背骨を支える働きがあり 階段を昇ったり,歩いたりするときに使います。
長時間座っていると大腰筋が縮んだままで、ももの付け根が伸びにくくなります。
大腰筋が硬くなり縮んでしまうと、骨盤が前に引っ張られます。
骨盤が前に傾くと、骨盤の上に乗っている背骨も前に引っ張られ反り腰になり 背骨に過度な負担がかかり腰痛がおこります。

施術は筋肉の繋がりを使い優しい力で深部の筋肉を緩めていきます。

一人ひとり 硬くなる筋肉は異なります。問診、触診を行い患者様ごとに必要な施術を行います。
腰痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。